日出生台演習場で訓練中の陸自隊員2人が死亡 銃など持たず目立った外傷なし 事故調査委員会を設置 大分

2025年08月18日 20:20更新

陸上自衛隊の日出生台演習場で訓練に参加していた隊員2人が行方不明になりました。捜索の結果、18日未明に心肺停止の状態で見つかりその後、死亡が確認されました。

死亡が確認されたのは陸上自衛隊玖珠駐屯地の隊員2人で、いずれも西部方面戦車隊に所属する20代の3等陸曹です。

2人は先輩後輩で、17日から18日にかけて日出生台演習場で行われていた潜入訓練で、ペアとして行動していました。

陸上自衛隊によりますと、訓練中に2人と無線で連絡が取れなくなり、隊員が捜索したところ18日午前0時10分ごろ演習場の北西部の屋外で心肺停止の状態で倒れているのを発見されたということです。

2人は駆け付けた救急隊員によっておよそ1時間後に死亡が確認されました。

銃や弾薬は持たず、目立った外傷や着衣の乱れもないということです。

陸上自衛隊は事故調査委員会を設置して詳しい状況を調べています。

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